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KORG X3 補修作業

P1050680 (Custom)

 

高校時代から、かれこれ13年。

 

山形の余裕で35度越え猛暑から、北海道の-15度の軽音部室まで。

 

これ以上ない過酷な環境でがんばってくれたもんです。

 

がんばってくれてはいたんですが、北海道でバンドやってた時点(10年前)ですでにタクトスイッチの効きが渋くなってきていました。

 

今回はこのあたりの修理です。

 

FDDもベルトがべろーんと伸びきって動作不良を起こしていましたので、これも併せて交換。

 
       
  1. タクトスイッチの交換
  2.    
  3. 液晶バックライトの無機ELパネルの交換
  4.    
  5. FDDドライブのベルト交換
 

KORG X3 予備メンテ | 無気力研究所

 

使用する資材は以下。

 

P1050734

 
       
  1. 四本足H=9.5mmのタクトスイッチ(今回はAlps SKHHANA010を使用)
  2.    
  3. 秋月のでか無機ELパネル(青)※本来は白です。
  4.    
  5. PanaのFDDベルト(DFWV75C0009)
 

 

分解

 

分解は本体ひっくり返して裏蓋のねじを抜いて外します。

 

P1050662

 

端子側一列のワッシャー付きのねじは完全に抜かなくても、ワッシャーが浮くくらいゆるめてやれば裏蓋とれます。

 

鍵盤はYAMAHA製です。

 

P1050665 (Large)

 

FS鍵盤じゃないですけど、昨今の安シンセの鍵盤と比べたら遙かにしっかりしたタッチの鍵盤です。

 

若干軽めではありますが、鍵ごとのばらつきがほとんどなくて打ち込み用途で地味に使いやすかったりします。

 

さて、X3は基板をばらすにあたり、鍵盤ユニットは外さなくてもいけます。

 

※記憶では・・・( ´Д`)

 

 

 

FDDベルトの交換

 

FDDは悪名高き(?)パナのベルトドライブのEME-213です。

 

YAMAHAのSY系とかにも採用されているようですが、ベルト切れでのFDD動作不良の個体、多いみたいです。

 

ベルト自体の入手ですが、今回は実家(電器屋)でパナのサービスに直で手配しました。

 

・・・。という入手方法は特殊でしょうし、街の電器屋さんにいきなり「ベルトクレ」とかいってもパーツ単体で売ることはないでしょう。

 

PL法とかPL法とかPL法などがあるんでそこら辺は大人の事情ということであきらめましょう。

 

 

 

で、普通の入手方法ですが、地味にヤフオクとかで売ってます。

 

あと、秋葉(千石?)廻れば代替品手にはいるようです。

 

※輪ゴムじゃ伸びしろが大きすぎて駄目です。←一応試した

 

P1050735

 

修理といっても、ベルト掛ければいいんですけど右のドリブン側プーリーがちょっとくせ者です。

 

P1050736

 

プーリーまたいで突起(光学カウンタ?)が出ているので、ここをうまいこと無理矢理ねじ込む必要があります。   
FDDバラせばスマートにいけると思いますが、めんどいので力業でいきました。

 

P1050742

 

こんな感じでFDDは完了。

 

 

 

タクトスイッチ交換

 

CPUとかDSPとか乗ってるメインボード外すとスイッチボードが出てきます。

 

P1050682

 

ちなみに、奥のシールドシートの下に液晶ユニットがいます。

 

P1050683

 

何はともあれ、元からついてるスイッチを外します。

 

なんつうか、半田付けってつけるよりとる方が大変だよな・・・。

 

今回は60W鏝とスッポンで半田除去しました。

 

スッポンだけでは完全に除去はできなくて、スッポンしてからさらに足下暖めてスイッチ抜き取る、という感じで作業しました。

 

P1050744

 

外したら新しいのつけるだけ。

 

四本足なんで穴に差しただけで安定するんで、さくさくいけるかと思います。

 

※二本足タクトの某Roland JV-90はちょっとめんどくさかった・・・。

 

 

 

プリント基板上にボタン名ちゃんとプリントしてあったりして、ちょっと親切な感じです。

 

※某Roland JV-90は何もかいt(ry

 

 

 

液晶バックライト交換

 

さて、バックライト交換です。

 

半反射型液晶なんで、バックライト切れているのに気づかないどころか、バックライトがあったかどうかすら記憶になかったなんてことはちょっとした秘密です。

 

それは(つ´∀`)つ

 

X3の液晶バックライトは無機ELシートが使われています。

 

無機ELシートは駆動するのに交流100V以上の高圧が必要になります。

 

この電源供給用に電源ボードから液晶ユニットに専用電源線が出ています。

 

P1050666

 

右上の赤丸部分から液晶にAC125Vが出力されています。

 

高圧ですが、電流値は低いんで感電しても死ぬことはないとは思いますが、ビビっときますので注意。   
※いや、死ぬかもしれんけど自己責任でどうぞ。

 

液晶ユニットは某01/Wと違って、スイッチボード外さなくてもシールドシート外せば取り外せます。

 

P1050686

 

OPTREXのカスタム液晶です。

 

フルドットマトリクスじゃないので代替品は無いかと思われます。

 

P1050748

 

基板と液晶フレームの間に見えるのがELパネルです。

 

基板に両面テープで軽くはっつけてあります。

 

半田で足外したら、結束バンドとか堅くないけど柔らかくもないもので基板とEL板の間突いて両面テープはがせばELシートが抜けます。

 

で、交換するELシートの切り出しですが、電極の位置がうまいこと白黒の間になるように切り出してください。

 

切り出したら黒白それぞれのところにELパネルに付属の電極を打ち込みます。

 

傷ついてもいい柔らかめの木片とかの上で金槌でたたいて刺して貫通した分の頭をつぶして電極を固定します。

 

P1050757

 

P1050756

 

元入っていたパネルより大きめに切り出しといた方が吉です。

 

あとは切り出したELパネルの裏に両面テープを貼って、ELシートに付属のインバータでもつないで液晶全体を照らせてるか微調整して固定した後、足を半田付けします。

 

このとき、足の電極が液晶のフレーム(金属)にふれてショートしない用に注意してください。

 

 

 

んで、全体をくみ上げる前にいったん通電して確認してみましょう。

 

電源ボードから給電されればいいので、メインボード外しても確認はできます。

 

つか、やらかした際の二次災害のことも考えてメインボード外して確認した方がいいかも。

 

青いのを組み込んだんで、こんな感じになります。

 

P1050763

 

 

 

 

 

修理は以上です。

 

後はくみ上げて動作確認をしてみましょう。

 

P1050768

 

暗中で見るとこんな感じです。

 

そんなに明るくないです。

 

元々しろバックライトなところに青ぶち込んだんで、バックライト全体的に色が濃くなった感じです。

 

※あんまり「青い」という感じはしない。

 

 

 

 

 

とりあえず、こんな感じでうちのX3のオーバーホールは完了です。

 

リフレッシュされてがしがし使われていま・・・・せん。

 

01/Wに定位置を奪われたので置くとこなかったりして起立して待機中です・・・。

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コメント

基板がすべて基盤になっています。良い記事だけに惜しい

投稿: | 2009年7月14日 (火) 18時05分

ご指摘ありがとうございます。修正(置換)してみました。

投稿: | 2009年7月14日 (火) 22時05分

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